ジョーカー ついに最終巻書籍名:ファイナル・ミッション ジョーカー・シリーズ8著者名:道原かつみ 麻城ゆう 出版社:新書館 ウィングス・コミックス 感想: ついにジョーカー・シリーズが最終巻を迎えました。 最初に読んだのは大学生の頃だから、15年以上かかったシリーズ。 帯を見たら18年だそうだ。思えば長かった… そして結局、リィン君は最後までジョーカーに振り回される幸せな結末。 感慨深いものがあります。テロ集団「赤のキャラバン」との「警察としての」活躍が十分書かれなかったような気もしますが、ノベライズ版、外伝、といろいろと展開しているのでいつかはそこのあたりも読むことができるのでしょう。 と、いうか、それがないとサスペンスとか謎解きものとしては不十分。 でもでも、それなのに18年も読んできたのはひとえに道原氏の作ったキャラクターによるもの。最初の頃よりもずいぶんとかわいらしくなり、でも私の好きなバーリー先輩は相変わらずで(笑)。 雑誌掲載時に最終回を立ち読みしたときには不覚にも店先で泣きそうに。 だいたい、最後に「ジョーカー」としての意識があったときが狩カルストの姿だなんてリィン君じゃなくても泣きそうだよ。ジョーカーの姿(サヨコの姿、と言った方がいいかな)での最後のキスシーンが回想シーンってあんまりじゃないか? 性格の悪い飛騨ジェンクス室長もお気に入り。最後までリィン君の人生を振り回したようで、でもそれもなんだか幸せなようで、まあよかったねと。 ともあれ、長らく追っかけてきた一つのシリーズがこれで完結。18年で8冊とは効率が悪いが、さすがに最終巻は今までよりも分厚かった。 あとは20年以上続くシリーズが他にもいくつかあるんで、そっちが完結したら本当に私の漫画人生も一区切りです。 あーでも本当にジョーカー終わっちゃったのか。外伝でも何でもいいからまた出てくれないかなあ。しくしく。 ジャンル別一覧
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